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zoom RSS お馬鹿な高専生たちが、海外に雄飛すること

<<   作成日時 : 2014/01/17 06:07   >>

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 英語はTOEICやない、ハートで喋れや!

 私自身が馬鹿な高専生だった、というには、同級生にとっては嫌味になる程度の好成績を修めましたが、だからといって英語は、まったく得意な科目ではなかったのです。英語の勉強をしたのは中間試験で25点を取って反省した2年の夏休みと、大学編入試験を受けることになったときくらい。「受験英語」を勉強する必要のない5年制の高専生にとっては、英語というものは詰め込められべきときに詰め込まれない、たいへん苦手とする科目なのです。知るかぎり私たちの代くらいまでは。
 しかしながら、技術者のほとんどが高専卒業生で占められている私の所属する300人規模の会社も、ついうっかり海外相手に商売をして、うっかり技術者たちが海外出張してしまっているのです。今回のCo-workerたる上司も、もちろん高専OB。地元の高専を出て、地元の企業に入ったのになんだこれ! という状況なのです。英語どころか今まで見たことないヘブライ語とは。ヘブライ文字はアラビア文字と同じように右から左へ書きます。これはどうやら文字を石碑を刻むさいに、左手でノミを固定して右手で槌を打ったからのようです。現地工場の物知りの職員さんが言ってました。ちなみに現地の果物として柿がありますが、ヘブライ語で「カキ」と言うと、子供が爆笑するような下ネタ語なのだそうです。たまたま昼食が一緒になるドイツ人の技術者にとっては、見たこともない果物だそうです。たしかに私も柿があることに驚きました。
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 それはさておき、現在の日本の学生たちに思いをはせます。ほんとに知らないから推測するしかないのですけれども、たいへん不公平な立場にあります。就職活動に時間を削がれたうえ、いきなり入社条件にTOEIC735点以上という参入障壁を作られ、その枠を定年退職者の再雇用で埋められてしまったり、どうせ日本国内にしか市場がないくせに社内共通語を英語に定められてしまったり。その一方で、英語がダメダメな技術者達がうっかり海を渡って、相手も実際のところ英語が共通語じゃないから、目に見える現象、数字、Body Language、そして職人魂で、どうにか通じ合っているのです。
 とにかく何らかの技術が身につきさえすれば、わりあい海外でもどうにかなってしまうものです。「どうにかなる」で止まってしまってもかまわないし、あるいは口だけは達者なトーシローばかりの海外営業の尻を叩けるように、もっと勉強が必要だと思ってくれてもかまわない。理工系の学生、とくに高専生には、まず「どうにかなる」を体験してしまう方がきっと後々の役に立つはずなのです。
 そして、その体験のための費用を、学生本人や親たちだけに負担させてはいけません。今の不公平な人口ピラミッドを作った、年金受給世代が負担すべきです。なぜなら若い技術者達がもたらす利益が、年金受給者の生活を支えることになるからです。青年海外協力隊とか、ボランティア留学とかの理念はそれはそれで美しいのですけれど、実際に富をもたらすことに重点を置くのです。本当に余裕のあるRetirementで、老夫婦で年に3度海外旅行に行くくらいなら、そのうち1回の海外体験を、理工系学生に渡してやってもよいのではないでしょうか。育英会なんかとはまた別の、「技術者養成ファンド」みたいなのがあってしかるべきだと思います。

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