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zoom RSS [DON'T TRY THIS] Batteryを復活させてみる

<<   作成日時 : 2014/04/12 21:20   >>

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 自室に引き込んでいる太陽電池システムの充電用として、使えなくなった自動車の12Vバッテリを再利用しようとしたのですが、さすがに「使えなくなった」だけあって、まともに充電してくれません。かといってそのまま使えないと断定してしまうのもつまらないので「自動車 バッテリ 復活」という用語で検索をかけてみた結果がこれです。

 さて、自動車用バッテリの構造の基本は、陽極としての二酸化鉛(PbO2)と陰極としての海綿状鉛(Pb)、そして電解液としての希硫酸(H2S04+H2O)。これらの化学反応により電力が発生し、また再充電できるわけです。ただ、この化学反応の過程で硫酸鉛(PbSO4)が生じることは避けられず、これが劣化の原因となるわけです。
 ということでサルフェーション Sulfationと呼ばれるこの邪魔なものを除去することが、バッテリ復活の鍵となります。その方法として三つの対策らしきものが、検索の結果判明しました。

  (1) なんだか安くて効果抜群なサルフェーション除去剤を投入する(化学的)
  (2) 電気パルスをかけてサルフェーション結晶を引き剥がす(電気的)
  (3) バッテリ容器内からサルフェーションを取り除く(物理的)

 この中で、どうも(1)は怪しい手段です。一時的に良くなったとしても、新たな不純物が出来るのではないでしょうか。(2)は納得がいく方法ですが、そのパルス発生用の充電器は、新しいバッテリを買うのと同じくらいの値段。そこまでコストをかける意味はない。となると(3)が一番手っ取り早く、納得のいく手段です。もっとも「希硫酸をいったん全部抜き取る」作業が必要なのですから、本当に危険なのですけれども。
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 というわけでバッテリと、ホームセンターで買ってきた用具一覧。

  ・オイルパン…いったん電解液を受ける容器
  ・オイルジョッキ…電解液を再注入するための容器
  ・漏斗
  ・バッテリ補充液(専用の純水+添加物)

 まずは作業直前の電圧を確認。10.11V。昼間に太陽電池で充電させていても、夜になって帰ってきたらこのくらいになります。それがこの、希硫酸をぶちまける作業でどれくらい改善するのか…もちろんこの作業は安全のため、ゴム手袋や飛散防止用のメガネなどが必要です。
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 いったん容器に移した希硫酸はしばらくそのまま放置。おそらく底にサルフェーションが沈殿し、上澄みを使うことになるでしょう。その間に、液が空になった電池の電極を清掃。とりあえずぬるま湯を入れて、何度か縦横に振ってから入れ替えます。最後のすすぎはバッテリ補充液を使用。とはいえ穴から覗く電極の状態がひどい。これはダメかもわからんね、と思いつつも、他のバッテリの電極を見たこともないのですし、作業をやりきってしまいましょう。
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 おそらく硫化鉛が沈殿したはずの電解液の上澄みを、漏斗で注入用の容器に移します。それからあらためて漏斗で、空になったバッテリの中に注入。きっちりと六つの穴の中に均等に入れる必要があります。バッテリ液の補充はせず。液面は範囲内でしたし、下手に入れると電解液の濃度が下がるでしょうから。
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 そして作業完了したバッテリを、あらためて太陽電池系に接続。ルータを稼働させながら、21時現在でいまだ11.4V程度は維持しています。本日中に完全に充電が終わらなかった可能性もあり、明日になったらもっと良い状態になるかもしれませんし、逆にとんでもない事態が発生するかもしれません。何にしても、軽々しく真似をしないことをおすすめしますし、ましてや車の運転用には絶対に使わないでください。私はまだこの実験に成功したとは言っていないのですから。
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